【Blender】Scripting for Artists を勉強してみた Part1【3DCG】
この記事はBlender2.92で、公式チュートリアルのScripting for Artistsについて勉強した内容をまとめたものです。
こんにちは!らびです。今回はBlenderのScripting for Artistsというチュートリアルを実施していきます。
BlenderでPythonを扱う方法です。頑張って勉強していきましょう!
ワークスペースの準備
Scripting for Artists Part1ではLayoutワークスペースを使います。一番下のエディタだけPython Consoleに変更しておきます。またオブジェクトとしてMeshのMonkeyを追加しておきましょう。
Python Consoleの冒頭に記載があるように、bpy.contextとbpy.dataがそれぞれC、Dという変数に格納されています。
今回はこのCという変数を使って、MeshのMonkeyにアクセスしていきます。
Scene
変数Cにはsceneというプロパティがあります。Layoutワークスペースだと画面右上にSceneの名前(デフォルトではScene)が表示されています。
C.scene.nameでSceneの名前にアクセスできます。結果はこのような感じです。
試しにSceneの名前をScene01に変更してみると…。
C.scene.nameの結果にも反映されます。
CollectionとObject
次に、sceneのプロパティであるcollectionにアクセスします。Pythonスクリプトを実行するとこんな感じです。
Master Collectionってなんだジョ?
Master CollectionはOutlinerエディタに表示されているCollectionのルートを指します。MeshのMonkeyはMaster Collectionの直下に配置されているため、C.scene.collectionのプロパティとしてアクセスすることができるはずです。
C.scene.collection.objectsでMaster Collection直下のオブジェクトにアクセスできます。list()メソッドを使って中を覗いてみると…。
listのただ一つの要素としてSuzanneという名前のオブジェクトがあることがわかりました。
0番目の要素に直接アクセスしてみると、間違いなくSuzanneという名前のオブジェクトがあることがわかります。