【Blender】Image Sequenceのパラメータを勉強してみた【3DCG】
この記事はBlender2.92でImage sequenceのパラメータについて勉強した内容をまとめたものです。
こんにちは!らびです。今回はBlenderでImage Sequenceを扱っていきます。
Blenderのバージョンは2.92です。頑張って勉強していきましょう!
Image Sequenceについて
Image SequenceはImage Textureのプロパティで、ファイル名末尾が連番となる複数の画像をひとつのImage Textureで扱うことができます。
下記の3つの画像を切り替えながらImage Sequenceのパラメータを勉強していきます。
sotai_1gou_eye00.PNG
sotai_1gou_eye01.PNG
sotai_1gou_eye02.PNG
早速ですが、Image Sequenceを見ると、Frames、Start Frame、Offsetの3つのパラメータがそれぞれ0で定義されています。
Blenderの公式ドキュメントを見ると、それぞれ下記のように記載されています。
Frames
使用するフレーム範囲を設定します。Start
プレイバックを行う際の、シーケンスのグローバル開始フレームです。これはグローバル設定であるため、Movie Clip Editor 自身のほか、Motion Tracking への拘束、Compositor ノードなど、すべてのクリップユーザーに影響します。Offset
クリップの最初のフレームをオフセットします。シーンフレームをファイル名のフレーム番号に変換する際に、フレーム番号に余分なオフセットを追加します。このオプションは、トラッキングデータやその他の関連データには影響しません。
それぞれのパラメータを実際の画面と照らし合わせて見てみましょう。
Frames
全てのパラメータが0のとき、Framesで指定されている0つまり0番目の画像が表示されます。今回は末尾~00から~02までの3枚の画像を用意していますので、0番目の末尾~00の画像が表示されます。
Framesを変えるとどうなるんだジョ?
試しにFramesを1に変えてみましょう。
今度は1番目の末尾~01の画像が表示されています。
Framesを変更することで表示する画像を切り替えることができるんですね。
なお、今回は画像を3枚しか用意していないので、Frameとして指定できるのは0,1,2の3つです。3以上の数値を入力しても2フレームまでで止まります。
Start Frame
Start FrameはFrameのカウントのスタート位置を指定します。下の図ではStart Frameで1を指定しているので0番目のフレームがスキップされます。そのためFrameの数値を2以上にしても1フレームの末尾~01の画像までしか指定できません。
連番の画像は用意してあるけど、〇〇フレーム目までは使わないというときに使えそうですね。
Offset
最後にOffsetです。こちらはその名の通りFrameのカウントのオフセットとして働きます。下の図ではFramesで1を指定していますが、Offsetの1が加算されるため2フレーム目が表示されます。